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大型自動二輪(MT)の卒業検定 [バイク]

第二段階のみきわめが終了し、卒業検定までに空白期間が少ない方が良いだろう~と木曜日の卒業検定を申し込みました。(みきわめから中1日後の卒業検定)

日曜日の検定なら別段予定もなくて「余裕」だったんですけどねぇ…さすがに中4日入ると練習でつかんだ感覚と緊張感が薄れそうで怖い。(><)

それにしても、大きな問題は卒業検定の集合時間が朝8時30分だってこと・・・・[ふらふら]
正直言って早起きは苦手です…つか、いつもその時間は寝てます…[たらーっ(汗)]

日々の習慣を唐突に変えることもまた難しく、睡眠時間3時間強で卒業検定に挑む羽目になりました…(--;)

一応、前日は早めに寝る努力をするぞ!と頑張った(?)ものの、眠くならないと眠れるものではなく、努力した結果は・・やや早めに寝た程度[失恋]

こればかりは普段の不摂生が恨めしいばかりです。

それでもなんとか、集合時間に余裕で間に合う時間には家を出発し、通勤ラッシュで、いつもよりは時間を掛けて教習所へ到着。
集合時間20分前だと、まだ待合室すら開いていない!![どんっ(衝撃)]

自動ドアの前でウロウロしてたら、事務担当のお姉さんが中に入れるようにドアを開けてくれました。(^^;)
(開けてくれたというよりは、開ける時間だったのかもですが?)

待合室に入り、搭乗準備を始める頃には、卒業検定を受ける他の生徒さんもボチボチと集合。

卒業検定用のゼッケンは、これまでの教習で使用していたゼッケンとは異なり、番号だけが入ったシンプルなもの。
大型自動二輪はグリーン、普通自動二輪はブルー、大型自動二輪AT限定はレッド、小型自動二輪AT限定(なにやら限定解除だったようですが、詳細は不明)はホワイトで色分けされているようでした。

今回の卒業検定受験者は、大型自動二輪(MT)が4名、普通自動二輪(MT)が2名、大型自動二輪AT限定が1名、小型自動二輪AT限定が1名の計8名。

週末の卒業検定に比べると、週の中日でもある木曜日の受験者は少ないらしい。

検定官から、今回の試験コース(2コース/練習コースではBコースに外周の課題が加わったコース)の説明があり、試験の中止項目、減点対象の項目の説明が行われ、全員がコースに出て卒業検定が始まりました。

試験は、受験者数の少ない、AT限定車と普通自動二輪から始まり、走行が終わると受験者のいないバイクが駐輪場へ戻されていく状態。

大型自動二輪(MT)は自分を含め、4名の受験者がいる為、試験開始も遅くなる形に…。

最終的に、大型自動二輪(MT)の2番手が走行を開始する頃には、他の車種はおらず、コースには大型自動二輪(MT)の受験者だけが残されました。[たらーっ(汗)]

自動車のコースに比べ、二輪のコースは小さめですが、建物や植え込みが視界を遮る為、走行音だけしか聞こえないルートもあり、順番待ちの受験者は耳に届く音を頼りに、視界を右へ左へ動かして試験を見守る。

自分はゼッケンNo.3(3番手)で、後ろに1名いるものの、やはり順番待ちの時間は緊張が高まります。(><)b


ゼッケンNO.2の受験者が一本橋を通過して行く様子を遠めにみること暫し、急制動を終えてバイクが発着点に戻ってくると、検定官から「次、3番の人来てください」とお呼びが!!

ついに試験開始~[exclamation×2]

緊張しつつバイクに乗車し、ウィンカー合図のタイミングに注意しながらコースを走行していく。
何度も繰り返し練習しているコースなんで、右左折、S字、L字、波状路は問題なくクリア。

試験前に「S字、L字などで車体がパイロンに触れたら試験中止ですからね」と説明を受けていただけに、若干の緊張はしたものの、考えたらこれまでの練習の中でも、S字でパイロンに触れたことはないし、L字もパイロンに触れたのは初期の頃だけ。

あとは波状路で脱輪しないように車体を制動しつつ、今度はコース外周の坂道発進へと向かいました。

坂道発進も、後退すると試験中止らしい…いや、後退したことないですが、注意されると逆にビビっちゃいますよねぇ(^^;)
あまり得意ではないスラロームも無事に抜け、脱輪、脱落が怖い一本橋へ・・・・

大型自動二輪は10秒以上、一本橋に乗っていなければならず、秒数を意識しすぎてバランスを崩すケースが多いらしいです。
確かに練習の時も、時間を意識しすぎるとタイヤが橋から落ちちゃったりするんですよね
なので、深く意識はせずに、取り合えず一定スピードで通過することだけを考えて、一本橋を通過しました。

その後は急制動。
試験当日は晴れて路面もドライだったので、制動位置は11m
ここで、規定の40km/hが出ていないと、急制動はやり直し(1回のみ可能)なので、規定速度を出したことを確認し、あとはフルブレーキ!!
なんとか11mラインに被らない位置で前輪が停止……[わーい(嬉しい顔)]

あとは発着点で停止、車体を降りるまでをやり遂げて卒業検定が終了しました。[あせあせ(飛び散る汗)]

運転試験場の実技試験だと、途中で中止もよくあると聞きますが、自分を含め途中中心なった受験生も出ず、あとは合否発表を待つだけになりました。

受験者数が少なかったので、いつもなら昼近くまで掛かる卒業検定は9時35分には終了してました。[わーい(嬉しい顔)]
なので、合否の発表も前倒しになり10時から…。

どんな形で合否発表が行われるんだろう?とドキドキしていると、本館(自動車の教習生も使用する棟)で合否発表は行われるとのこと。
指定された教室へゾロゾロと卒業検定受験者が移動して行く。


まぁ、ここで不合格なら、最低1時間以上の補習を受け、その後、卒業検定を申し込まなければなりません。

コース走行で「これはヤバイ!」と思う場面はなかったものの、どこで減点されているかわからないのでドキドキは続きます…[ふらふら]

で、合否発表

8名の受験者が受験した車種毎に席について、投影機に合否がゼッケンNOで投影される…という形式でした。
ここで受験者数が多かったりすると混乱する人も出てくるのかな~って思いますが・・・w

「それでは発表しますね」と職員の方が投影機に合否を映し出す。

自分はゼッケンNO.3・・・・おぉ、自分のナンバーに赤丸印がついている!!

めでたく合格です!っていうか、今回の受験者は全員合格でした。[黒ハート]

合否にかかわらず、卒業式の準備のため一旦教室を出ることになり、廊下へ出ると背後で『うわ…腰が抜けそう』と男性の声が・・・

大型自動二輪(MT)を受験されていた男性が、両手にヘルメットや荷物を抱えたまま、ヘロヘロと近くの長椅子まで歩いて行き、荷物をおろすと、もう一度『あぁ、嬉しい!でも嬉しくて腰が抜けそう!!』と膝を折って身体を支えていました。

「おめでとうございます」と居合わせた数人で声を掛けあい、相変わらずヨロめいたりしながら嬉しそうにしている男性と握手を交わすと『いや、30年越しの夢がかないました、やっと大型自動二輪の免許が取れたんです』と、瞼を何度も瞬かせ喜びの理由を語ってくれます。

話を聞いて『なるほど」と思い出したのは、かなり以前、普通自動車の免許を取得すると、現在の「原付」と同じように、大型自動二輪(限定なしの二輪免許)がついてくる制度が変わり、変更直後に普通自動車の免許を取得した人達が、口を揃えて「あともう少し早ければ、大型自動二輪の免許を改めて取る必要はなかったのに!」という言葉。

男性も、制度変更直後に普通自動車の免許を取得した為、大型自動二輪運転の資格が得られず、一発試験や仕事の忙しさに妨げられて長い間、大型自動二輪の免許を取る機会にも恵まれなかったのだそうです。

『やっと仕事が一段落して、こうやって教習所に通うことも出来るようになりました。あぁ、本当に合格して良かった!』と喜びを噛締めている。[わーい(嬉しい顔)]

自分も中型自動二輪の頃に免許を取得してから、「いつかは限定解除したい」と胸に抱きつつも、試験場へ行く機会を逃し続け、今回一念発起して教習所に通い始めたワケですから、30年越しではないけれど男性の喜ぶ気持ちが本当によくわかりました。

その後は卒業式。

あとは、所管の運転試験場で適性検査を受けて免許証の交付を行うだけ。[手(チョキ)]

晴れてめでたく卒業出来ました~[ぴかぴか(新しい)]
これも、厳しく、的確な指導をくださった教官の方々のお陰です!

一言、お礼を…と思ったら、既に教習が始まっていて全員コースに出てました……(^^;)

う~ん、日を改めてお礼に行こうかな[黒ハート]
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