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相場は…? [オンラインゲーム]

オンラインゲームに個人が投資する額の一般的な相場ってどの位なんだろう…?

Windows98の普及でネットが身近なモノになって以降、ネットに接続して遊ぶオンラインゲームのユーザーも着々と増え続けているのではないかと思う。

ただ、ネットが普及を始めた頃のオンラインゲームといえば、ウルティマやりネージュ等の課金制が主体だった。
また、初期も初期の頃のウルティマは日本語のサーバーがなく、プレイヤーは海外のサーバーで、すべてが英語表記という環境でプレイをしていた人達もいた。

その後、WindowsXPで更にパソコンが普及して、ネットが更に身近になってくると、提供されるオンラインゲームの数も爆発的に増え、なかには基本プレイ無料のタイトルも登場する様になった。

勿論、提供する側も単に「無料」では採算が合わないので、それなりに料金を回収するシステムも設定している。

プレイヤーがキャラクターを操作してモンスター等を倒したり、アイテムを集めるタイプのゲームは、課金制(月に一定額の料金を支払う)が多く、アバター(プレイヤーの分身)を使い、主にチャット等でコミュニケーションをするサービスはプレイ料金が無料、アイテムを課金購入、というスタイルが暫くは続いていたようにも思う。

プレイヤーがモンスター等を倒すタイプのゲームでは、倒したモンスターからアイテムやゲーム内のお金が回収出来るパターンが多く、攻撃などのスキルをプレイヤーが覚えなければならないこともあって、ある程度はプレイヤーを選ぶ一面がある。

よって、ゲームの料金を課金制にして、プレイ時間はプレイヤーの自主性に任せている感が強い。
また、課金も週7日間の中で、週末のみしかプレイ出来ないというプレイヤー向けに3日間や時間売り(10時間、30時間等)のタイプも多く存在していた。

対し、アバターを使用するゲームでは、アバターを着飾ったり、アバターに家や部屋を持たせ、室内を飾る家具といったアイテムをゲームマネーで購入したり、プレゼントして貰うスタイルが多い。
同姓のアバター同士でプレゼントをするのも良し、異性のアバターにプレゼントをするのも良し。

それらのアイテムを購入する為のゲーム内マネーは、実際の通貨で購入したり、ゲーム内のミニゲームでチマチマと稼ぐ方式。
そこそこに見栄えのするアイテムになると、チマチマとしたミニゲームで稼ぐポイントではとても購入できないので、必然的にリアルマネーを投入する流れが出来ている。

なかには頑なにリアルマネーは使わない主義の人もいたのではないだろうか?(笑)

アバター系のオンラインでは、男性の出費が実に多かったのではないかと思われるが、そうなるとリアルマネーの主たる投資者が限られてしまい、サービス提供側には状況的にも厳しいものが出てくる。


その内、オンラインゲーム(内容には関係なく)自体の提供数が多くなり、ユーザーの奪い合いが発生すると、これまで月額課金制が多かった、RPG系のオンラインにも無料のお試し期間を設けたり、「基本料無料」のスタイルが現れ始めた。

無料のお試し期間でゲームの概要を把握して貰い、そのまま課金へ持って行きたいといったところだろう。
RPG系のゲームでも基本プレイ無料を謳うサービスについては、アイテム課金で採算性を図る方向が確立している。

「プレイが無料で出来るっていいんじゃない?」と思う人には、オンラインゲームを始める敷居を低くする。
しかしながら、このアイテム課金は、実に魔性のサービスだと自分は思っている。




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