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自賠責保険とオーナーズカードの更新に [バイク]

自賠責保険の更新が12月にやってくる。
かれこれ2ヶ月位は前に「更新」手続きを促すハガキが手元に届いていたのだが、HONDAオーナーズカードの更新は1ヶ月前からの受付なので、その時期がやってきてからでいいや~と思っていたら、12月に突入してしまった。[たらーっ(汗)]

自賠責保険は強制保険だが、車検のある車に乗っていない限り、自賠責保険は自己責任で更新を行わなければならない。

車検のないバイクに乗って自賠責保険の更新を忘れると、警察から自賠責保険の証明書提出を求められた際に泡を食ってしまうことがあると聞く。
そういう時のオーナーのいい分は「保険会社からなにも連絡がなかったから更新が出来なかった」だったりするそうだ。

国の救済事業である自賠責保険について、保険会社は販売窓口になっているだけで会社としての利益はない。
「更新忘れてませんか?」的なハガキ等を郵送してくるのは主に代理店であったり、保険会社のサービスの一環。

ただ、2ヶ月も3ヶ月も前に「更新が迫っています」とハガキなどで通知を受けても、大概の人は『あぁ、時期が来たら更新しないとなぁ』と思うのが関の山だろう。

しかし、更新期間が迫っていることを知らせるハガキ等が本来の時期よりも早く到着したからといって、更新を忘れる正当な理由にはなりえない。

バイクを日々使っているなら、ナンバープレートには自賠責保険の有効期間が年度と月で表示されているのだし、本来であれば、定期的な専門家による点検も必要なのだから、自賠責保険の期間がそこそこ迫ったところで点検を受ければ、業者なりバイク店から「そろそろ自賠責の更新ですね」なんて声だって掛けられる筈なのである。


ちなみに、自賠責保険が切れている!もしくは切れそうだ!と気づいたらアナタはどうやって対応するだろうか?

保険会社の多くは、一般業務が平日の9時-17時 特設されたインフォメーション(保険料試算等を行ったり資料請求に対応する窓口)によっては、21時頃まで営業しているケースもあるようだが、24時間対応しているのは事故やトラブルに見舞われた際の受付対応窓口のみ。

慌てて24時間営業している窓口に連絡をしても「本日は一般業務が終了しておりますので」と翌営業日に連絡するよう促されるだけだろう。

大元の保険会社に比べ、代理店は営業時間がまちまちだ。
個人営業の修理工場等であれば、自宅兼工場だったりするので、迷惑な話ではあるが24時間対応してくれる可能性もある。

バイク販売店も、概ね、19時、20時といった時間まで営業している店舗が多い。

以前、自賠責保険が切れていることに気づいた知人は、慌てて保険会社の24時間窓口に問い合わせを行ったそうだ。
勿論、そこで自賠責保険の更新が出来るワケもなく、「翌営業日に~」と言われ逆ギレしてしまったらしい。(^^;)

知人としては、自賠責保険の切れたバイクに乗って出た先で検問や事故に遭ったら…と戦々恐々としての逆ギレなのだが、そうなる前に自賠責保険を更新しておけばまったく問題のない話で、逆キレされた相手の方が事故に遭ったようなものだろう。

電話やインターネットで見積もりや契約に関する話は出来ても、実際に保険が有効になるのは保険料が納められてから…なので、すぐに効力を発する期間設定になっている保険の締結は難しい。
その辺りがわかっていれば、深夜に「なんとかしてくれ」という方が完全に非常識だと理解出来る筈だ。

さて、一般的な業務時間も終わっていて、行きつけのバイク店も閉店。
さしあたり、近所で自賠責保険を扱っていそうな店舗もすべて閉まっている…という時は、コンビニを探してみると良いだろう。

すべてのコンビニが自賠責保険の契約に対応しているわけではないが、自分が見る限り、そこそこの店舗数で対応しているように思われる。

自賠責保険はあくまでも強制保険。国が救済事業として行っているので保険会社は販売窓口になっているに過ぎない。
○○○保険で自賠責に現在入っているが、ようやくみつけた店舗は△△△保険だった…という場合でも、更新手続きにはなんら問題は発生しない。

必要なものは、これまでの自賠責保険証明書。
車両の情報も概ね、証明書に記載されているので手元に用意しておけばいい。
あとは契約期間に見合った保険料だ。

コンビニの専用端末(主にチケット等の予約申し込みが可能な端末で取り扱われている)で自賠責保険の契約を選べば、入力すべき項目はすべて表示される。
あとはレジで保険料を支払い、約款や証明書、シール(ナンバープレートに貼り付けるアレ)を貰えば晴れてめでたく更新完了。

まぁ、完全に自賠責の期間が切れているならバイクでコンビニへ行かずに歩いていくことをお勧めしますが…


余談が長くなったが、そんなこんなで自賠責保険とHONDAオーナーズカードの更新を済ませてきた。
バイクの定期点検は、1週間、10日後程度を予定している。
流石に定期点検は時間もそこそこ必要になるので、バイク店と日時を申し合わせなければならないからだ。

さらに、ちなみに~ですが、自賠責保険のみで任意保険契約がないクルマで事故に遭うと、相手に対する対物補償や、自分のケガ治療費、自車両損傷の修理費は実費になってしまいます。(過失割合が発生してれば、相手の過失分に相当する自車両の損傷修理費は相手の保険会社や相手に請求することが出来る。また自分のケガについては相手の自賠責保険の範囲、もしくは相手の過失分に応じて対人賠償保険から支払って貰える)

バイクは事故に遭うと、主に自分側が大事になるケースの方が殆どですが、脇見運転で前方の車両に追突して板金修理をしなければならなくなった~なんて時には、自賠責保険で対応が出来ないので注意が必要です。

また、任意保険に加入していないと自賠責保険の請求や示談交渉はすべて自分で行わなければなりません。
これは、自賠責保険が保険会社の利益の為に販売されている保険ではなく、国の救済事業で加入を義務付けている強制保険であるため、保険会社が示談交渉に介入できない為です。

任意保険に入りたいけど保険料が高いし…でも、事故に遭ったら自賠責請求や示談交渉なんてどうやっていいのかわからない!と思っている人は結構いるんじゃないかと思います。
最近、そういった声を反映してなのか、保険会社でも「もらい事故保険」なる保険を販売しています。

まぁ、被害事故(信号停止中等に後方から走行してきた相手に追突され、相手に一方的な過失のある事故で自分の任意保険は使用しない場合なども、自分の契約している保険会社は示談交渉に関わらない)を含み、バイクは自賠責保険のみで運用している人が非常に多いので、保険会社の代わりに弁護士が示談交渉を行う費用をまかなう保険内容になっているようです。

所謂「弁護士費用」なんですが、そう銘打ってしまうと「なにそれ?」になるのでわかりやすく「もらい事故保険」としているのでしょうね。

この「弁護士費用」は任意保険にも付帯することが出来ます。
保険会社同士で示談交渉を進めていたけれど、話がこじれて裁判沙汰になってしまった時に一定の費用が保険から担保されるものです。

事故に遭うよりは遭わない方が断然良いのですが、避けられない事故に撒き込まれる可能性も充分にあるのがバイク。
「保険料を払うなんてモッタナイ」と思わずに、もらい事故保険や、対人、対物といった最低限の任意保険は掛けておきたいところですね。
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